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Channel: 花鳥風月・・・気ままな写真日記
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荒尾干潟・冬の飛行機雲

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 平成27年12月26日(土)

 西の空に時折、飛行機雲を見る時があります。



 南から北へ向かっています。多分沖縄-福岡航路でしょう。



 別の飛行機雲。今度は2機です。雲仙普賢岳の上空です。



 望遠レンズをズームアップしてみました。わずかに機影も見られます。



 長崎空港から関西・関東方面へ向かう飛行機雲と交錯しました。滅多に見られない光景です。



 空には物語があります。



 長崎路線の機影。はっきり見えました。こちらは沖縄航路より低空なのでしょうか。



 ドアップしてみました。



 また別の機影です。そろそろ宵闇が迫ってきました。平和な荒尾干潟の上空でした。


特急A列車で行こう くまもと世界遺産三角西港&万田坑 見送り

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 平成27年12月29日(火)

 熊本の世界遺産、三角西港と万田坑をA列車で結ぶツアーを見送るために地元の婦人部のグループなどがぜんざいでおもてなしをしようとJR荒尾駅の一室を借りてぜんざい作りをしていました。



 この日は三角西港からシークルーズ「Vista Bonita(ビスタボニーア)」号で有明海を楽しむ予定でしたが
天候不良で貸切バスに変更され、万田坑見学をして、ここ荒尾駅からA列車で熊本駅へ向かい解散のスケジュールです。



 一行が到着し、列車に乗り込み手土産などの荷物を下ろします。



 荒尾のゆるキャラ「マジャッキー」も出迎えです。



 地元の「炭坑ガールズ」がホームで見送りのダンスを披露してくれます。



 お客さんも全員ホームへ出て楽しんでくれました。



 温かいぜんざいでおもてなしをしてくれる女性群です。



 列車に乗り込み、炭坑ガールズもメンバーがチラシや、野鳥の会提供のシロチドリの折り鶴などを配ってくれました。



 荒尾が生んだ天才少女詩人・海達公子ファンクラブメンバーも見送りです。



 熱烈な見送りを受けて、一行は喜んで出発しました。



 A列車は薄暗くなったホームから遠ざかっていきました。



庭に春の兆しです。



 今年最後のブログです。また来年お目にかかりましょう。

荒尾干潟の鳥たちから新春のご挨拶

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 平成28年1月1日(金)

 昨年中は公私に亘っていろいろお世話になりました。皆さま、お健やかに新春をお迎えのことと思います。今年もまたいろいろとお付き合いくださいますようお願いいたします。
 珍しいツクシガモが6羽も荒尾に来ていました。健康第一だよん。



  ダイゼン:暴飲暴食に気をつけて! 



  絶滅危惧種のクロツラヘラサギ:小国、弱気な者をいじめないでね!



  同じく絶滅危惧種のズグロカモメ:ボクはもっと小さいんだよ!



  アオサギ:小魚ゲット、力水が欲しかばい!



  マガモ:食ったら昼寝も良かばい!



  ユリカモメ:いやーん、やっぱ食欲よ!



  ヒドリガモ:あすの糧!



  市の鳥・シロチドリ:あたしは優雅に沈思黙考!



  そして大空へ羽ばたく!

28年 初詣でスタート

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 平成28年1月4日(月)

 大晦日、正楽寺恒例の除夜の鐘を撞いた後、そのまま新年を迎え、新年会(しんねんえ)の法要が執り行われます。穏やかな大晦日、参拝者の撞く鐘の音がゴ~ンとしじまにこだましていました。



 お勤めの後、参拝の門徒さん方へご住職の新年の挨拶があり、短い法話があります。



 すっかり大きくなったご子息がた。1時前というのに眠さに負けていませんでした。



 元旦の午後、先ず、地元の蔵満神社へお詣りした後、県境にある四ツ山神社(地元では「こくんぞさん」と親しまれています。)へ出かけました。朝の霧が晴れていたせいか参拝者の多さにびっくり!



 社務所前には破魔矢などを買い求める人で溢れていました。 



 おみくじをそうっと開ける人たち・・・。 



 郷土が生んだ天才少女詩人・海達公子の歌碑が建っています。



 最後に市の東部にある野原八幡宮(「のばらさん」)まで足を延ばしました。午後4時前と言うのに結構お参りの客が並んでいました。



 振り返る鳥居の向こうは孫のチョロ2の母校・八幡小学校です。



 西へ通じる大きな参道です。10月15日の野原八幡宮大祭には両側に露店が建ち並び、ここを節頭を乗せた飾り馬が豪快に駆け抜けていきます。

冬休みの「長洲うみ塾」

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 平成28年1月7日(木)

 昨年7月に「有明海の恵みと恩恵に感謝すると共に、海の自然に親しみ、海を学び、探求できる心と力、自然と共に共生できる心と体を育むこと」とを目的にスタートしたお隣の長洲町の『長洲海塾!』が12月の冬休みにも開かれました。夏休みは5回、冬休みは3回と小学生対象の学習会です。押しつまった12月28日(土)、「有明海の野鳥について」私と同じ野鳥の会のKさんでパワーポイントを使って勉強をしました。



 冬休みの時のまた新規の参加者です。



 座学が終わってから近くの波止場まで野鳥の観察に出かけます。各自に野鳥の会からの双眼鏡が貸し出され、Kさんと私の望遠鏡も据えての観察です。 



 子どもたちは人なつこく「写して、写して!」と近づいてきます。はい、ピース



 湾内にはユリカモメが乱舞していました。



 100米向こうの堤防には運良くクロツラヘラサギが7羽も観察されました。



 子どもたちは絶滅危惧種のクロツラヘラサギを双眼鏡や望遠鏡で間近に見られて感激していました。





 飛んでいるカワウの他セグロカモメ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ミサゴなどを見ることが出来ました。磯の館で観察結果の振り帰りをした後、最後に木下教育委員さん指導の「科学遊び<スライム作り、ペットボトル沈浮遊び>」などで締めくくられました。
 わが荒尾市の教育委員会も是非こういう講座を立ち上げて欲しいものです。

正月の霧

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 平成28年1月10日(日)

 今年は元日の朝が霧、4日はもっと濃い霧でした。カメラを持って家を出ました。柿の枝には雫が光っていました。



 私の母校・有明小学校は別の場所に移築されて、跡地は有明公園になっています。辺り一面すっかり霧に覆われていました。



 まだ公園に遊ぶ子どもたちの姿もありません。



 その昔、登って叱られたことがある大榎です。



 海岸へ出てみることにしました。荒尾干潟入口の幟が立っています。



 JR鹿児島本線。熊本方面へ向かう電車がちょうど通りかかりました。



 海岸に着きました。ここは更に深い霧でした。 



 漁船や海苔船の向こうの水平線も見えません。



 霧にかすむ太陽が淡い光を注いでいます。



 また別の南の踏切。畑にはもう役目を果たし、役に立たなくなった海苔船が放置されています。



 カササギが目の前を飛んでいきました。120枚ばかり写した中から11枚をピックアップしました。霧には甘いロマンが秘められている感じがします。演歌に好まれる題材ですね。あの歌、この歌がすぐ浮かんできます。

冬に見られる荒尾干潟の鳥たち(一)

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 平成28年1月13日(水)

飛んでいるのはダイゼンです。荒尾漁協のそばです。



 ピューイ、ピューイと尻上がりの澄んだ声で鳴くので、鳴き声だけで、「ああ、ダイゼンだ。」と識別出来ます。



 市内のある入り江のクロツラヘラサギです。幼鳥のようでした。絶滅危惧種の鳥です。



 ほぼ近くの場所でツクシガモが7羽観察できました。冬の時期に九州の中部、北部に定期的にやってきますが、荒尾で間近に見られるのはまれです。ラッキーでした。



 ヒドリガモ。こちらはいつも近くで観察できます。



 猛禽類のミサゴ。上空から水面の魚を狙います。



 飛んでいるカルガモ。沖には海苔網が張ってあります。有明海の風物詩です。今季は暖冬で不作。業者は大変です。



 たたずむアオサギ。陽光を浴び羽繕いをしていました。



 カワウ。飛ぶ時は集団で隊列を作ります。



 雲仙普賢岳。島原の町や畑などが日光に映えて、手が届きそうに近くに見えます。

高校生の荒尾干潟野鳥観察

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 平成28年1月16日(土)

 「第1回 有明海高校生サミット~紡ぐ、繋ぐ、私たちの森里川海~」開催の前日、柳川地区の高校生たちを迎えての野鳥観察が荒尾干潟でありました。野鳥の会から安尾さんと私が対応しました。ちょっと雲に覆われた天気でしたがそう寒くはありませんでした。



 先に着いた地元の荒尾.岱志高の生物クラブの生徒たちが渡り鳥を観察し始めました。



 サミット実行委員の大学生たちに引率されたのは柳川市の伝習館高校や久留米市の久留米高校生徒たちで地元の高校生と合流、早速観察です。



 各自、双眼鏡の他に望遠鏡でシギ・チドリに見入っています。質問には安尾さんと私が答えていきました。



 記念写真、「1足す1は?」「2ぃ~」と答えてハイぱちり。



 この日はシギ・チドリ類が多く見られて生徒たちも大喜びでした。



 ダイゼンとハマシギの群れの中に1羽、セグロカモメがいます。



 岸辺から飛び立つハマシギ。





 すごい数です。



 長州港方面です。進水したばかりのタンカーでしょうか、浮かんでいます。



 場所を荒尾中央公民館に移して、安尾さんが荒尾干潟や訪れてくる渡り鳥についての講話をしました。この後一行は柳川市の大和干潟を観察してから宿舎入り、夜は宿舎で韓国・尹教授の話を聞き10日の高校生サミットに臨みました。




初春の花々

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 平成28年1月19日(火)時々

馬酔木(あせび)の花です。ポツポツと開き始めました。阿蘇から貰って、移植してもう半世紀近くになります。



 ワビスケ。これは庭の別な場所から移植したため、枝を随分切り詰めました。 



 このピンクの花が好まれます。点々は鳥たちがつついた跡です。



 こちらは肥後ツバキ。



 ガーベラ。きれいに咲いていましたが写真を撮る間もなく霜にやられてしまいました。



 鉢植えのパンジー。



 同じくサクラソウ。品種名はプリムラ・ロゼアでしょうか。



 シクラメン。ホームセンターで買ったもの。日が射す時には外に出しています。



 花ではありませんが八朔(ハッサク)です。コンテに軽く2杯を収獲しました。

初春の荒尾干潟の夕陽

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 平成28年1月22日(金)

この日は暖かい土曜日の夕方でした。荒尾干潟には家族連れや若いカップルなどの姿などが見られました。まだ水温む時期には早いのですが、さすがは子どもです。



 若い女性も負けてはいません。「底生生物を採っているのですか?」と声をかけたら「いいえ、単なる遊びです!」と返ってきました。



 ちょっと私も画像で遊んでみました。



 引き潮の干潟ではハマシギたちが盛んにエサを食べていました。沖合に浮かんでいるのは進水したばかりのタンカーでしょうか。



 若いカップルが寄り添って夕日を眺めていました。お断りして撮影しました。



 PM2.5の影響もない日でした。くっきり夕陽が見えています。



 見慣れていても、見慣れていても夕陽を見ると吸い込まれそうな気がします。



 バス事故で無念の死を遂げた若い学生たちに鎮魂あれと心から思いを馳せました。



 すっかり陽が沈み、茜色に雲が染まります。



 美しい夕陽はただ人でさえも詩人にしてくれます。



24日(10時)から荒尾干潟で探鳥会を行います。今回は「荒尾干潟ガイド養成講座」の実習編も兼ねています。市のHPでも知らせてあります。一般の方の参加も大歓迎です。山下市長も参加の予定です。防寒対策をしっかりしておいでください。

クロツラヘラサギ一斉調査

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 平成28年1月25日(月)時々

 さる17日(日)にクロツラヘラサギ一斉調査が行われ、荒尾・長洲地区の調査に野鳥の会会員さんたち6人で参加しました。先ず荒尾港です。東側の池に2羽確認出来ましたが、遠くて画像はありません。



 荒尾港てまえの大島川です。



 ここには幼鳥が1羽いました。



 長州港です。堤防の上に6羽を確認出来ました。この堤防は立ち入りが出来ないので鳥たちの安全地帯になっています。



 そのうちの1羽です。



 最後は内陸部の池です。最近、クロツラヘラサギやヘラサギが来ていることが分かりました。



 ここは今から180年も前に作られた人造池です。



 この日はクロツラヘラサギを8羽、ヘラサギを4羽見ることが出来ました。ヘラサギについては別途紹介する予定です。



 木陰で休んだり採餌しています。



 右の2羽はお互いくちばしを摺り合わせたりするグルーミングをしています。求愛行動だという人もいます。



 「S52」という標識を確認出来ました。追って山科鳥類研究所へ報告する予定です。



 川エビでしょうか、ゲットしました。
 今回の全国一斉調査結果については、近く統計処理がなされ公表される手はずになっています。全国の仲間の地道な調査が絶滅危惧種のクロツラヘラサギの保護につながっていくはずです。

雪 ゆき ユキ・・・

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 平成28年1月28日(木)

24日(日)の朝です。探鳥会の予定でしたが雪のために急遽中止となりました。ひょっとしておいでになる方もおられると思い、安尾さんと私は定刻より早めに待機することにしました。集合場所はご覧のような積雪で、時折猛烈な吹雪になっていました。



 階段にも雪がへばりついていました。



強風が吹き、海も荒れ気味です。吹雪が強いので仕方なく車内から撮りました。



 探鳥会の関係者も集まってくれましたが定刻が過ぎたので、当番の私を除いて帰ってもらいました。



 その後、地元新聞記者や荒尾・岱志高校のM先生も見えました。中止の旨を伝えて、30分後私もその場を離れました。南荒尾駅の跨線橋もかすんでいます。(吹雪の合間に観察できたのはカルガモ2,シロチドリ7、ハマシギ1,ダイゼン1,ズグロカモメ4でした。)



 有明公園へ回ってみることにしました。一面、雪景色です。



 吹雪の中、雪遊びをしている子どもの姿がありました。



 頭より大きな雪を丸めていました。



 寒さに震えながら家に着きました。松盆栽の雪です。



 庭の点景。サクラソウ、パンジーも雪をかぶっています。



 一夜明けた翌朝の有明公園、日が射していました。私の影法師です。



 これも私の足跡です。滑らないように登山靴を履いていきました。



 休校ではないようなのに子どもたちの姿が見えないのは、道が滑りやすく危険なのできっと親たちが車で送っていたのかも知れません。中学生が自転車で登校しているのだけ見ました。転倒しないようにとハラハラして見送りました。この日はまた雪空になり、時折雪の舞う天気になりました。
 わが家も水道管が凍結したり、車庫の二階の水道管が破裂して大変でした。九州各地でも水道管破裂など大パニックになっているとのニュースが流れていました。

ヘラサギ・・・熊本県長洲町・大堤池

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 平成28年1月31日(日)

クロツラヘラサギ一斉調査日の折に観察できたヘラサギの特集です。冬鳥として主に九州に渡来してきます。コウノトリ目・トキ科で全長は86㎝。雌雄は同色です。クロツラヘラサギより一回り大きな水辺の鳥です。クロツラヘラサギに混じって右端手前で餌をあさっています。



 クロツラヘラサギは名前の通り、面(つら)の一部が黒いですが、ヘラサギにはその黒い部分がありません。シロツラヘラサギと名付けていいのかも知れませんね(笑)。



 並べてみると一目瞭然です。



 餌はカニやエビ、シャコなどの生き物です。 



 ヘラはクロツラヘラサギのと見た目はほとんど同じです。



 小顔で美鳥ですよね。ユーラシア大陸中部とインドで繁殖します。



 飛ぶ姿もきれいです。内陸部の池で観察できたのは私にとっては初めてのことでした。



2月のポストカードです。如月(きさらぎ)。早春の季節になります。

荒尾競馬今昔物語(その一)

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 平成28年2月3日(水)

 「日本最南端の海の見える競馬場」として親しまれていた荒尾競馬が廃止されたのは平成23年(2011年)の12月でした。あれからもう4年以上もなるのですね。馬場は残ってはいますがご覧のような有様です。



 ちょっと球面の画像で遊んでみました。



 厩舎や従業員が住んでいた宿舎は廃れ、草木に囲まれています。



 がらんとしたスタンドに見える人影は佐賀競馬を中心とした地方競馬の場外馬券を買いにきた人でしょうか。廃止後は「BAOO荒尾」として場外馬券売り場が開設され、結構売り場には人が集まっているようです。



 平成20年8月のパドックです。



 まさに海の見える競馬場でした。



 草競馬のようなのどかな風景でした。



 競馬場の中は畑や草地でダイサギなどが群れていました。上空を飛んでいるの天草エアラインのプロペラ機です。(2枚の合成写真です。)



 間もなくゴール!



 廃止が決まった平成23年12月1日、武豊騎手が荒尾競馬場に見えた時のパドックです。大勢の客でした。



 武豊騎手(ゼッケン8)もレースに参加、2着はご愛敬で万雷の拍手が湧きましたね。



 そしてトークショー。大勢の観客に囲まれました。何事も終わりを告げられると、人がどっと集まるものです。



 所属の女性騎手も最後のお別れです。当時の市長さんが惜別の言葉を贈りました。今、彼女たちはどうしているのでしょうか。



 テレビ局も押しかけてきて、各局が競って取材、思い出の番組を競演しました。続編も準備中です。お楽しみいただければ幸いです。

冬に見られる荒尾干潟の鳥たち(二)

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 平成27年2月6日(土)

 前回に次いでのアップです。荒尾市広報課の依頼でプロモーションビデオの撮影が行われ、安尾さんと私が案内役を務めました。製作に当たるのは度々荒尾の紹介ビデオを作っている福岡の会社です。



 歓迎するかのようなシギ・チドリの乱舞です。



 ハマシギです。詳しく知りたい方はリンク先をご覧下さい。



 荒尾市の鳥にもなっているシロチドリ



 ユリカモメ





 セグロカモメ



 絶滅危惧種のズグロカモメ



 餌を獲っています。



 前回でも紹介した飛ぶカルガモです。クローズアップ画像です。



 マガモ



 逆光ですが♀のイソヒヨドリです。



 コサギ



 スズガモがねぐらへ戻っていっています。


荒尾干潟 先進地視察・・・北九州自然ネット一行

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 平成28年2月9日(火)

 先月30日(土)、北九州自然ネットのご一行34名の方が先進地視察の名目で荒尾干潟においでになりました。“先進地”とはやや面映ゆい感じがしない訳でもありません。先ず市役所でラムサール担当の環境保全課・中山さんがパワーポイントを使い「~渡り鳥のオアシス~ラムサール条約湿地 荒尾干潟」と題して概要を説明、質疑応答を受けました。 



 皆さん、とても熱心に聴いていただきました。野鳥の会からは安尾さん、Fさんに小生もお付き合いしました。



 昼食後、荒尾漁協脇での探鳥会に臨みました。野鳥の会からもTさん、Kさんが更に応援に来ました。快晴で風もなく絶好の探鳥日和でした。



 波の上をシギ・チドリの群れが飛ぶのを皆さん感激して眺めていました。



 ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、ハマシギ、ミサゴ、ヒドリガモ、スズガモなどが見られました。



 10羽ほどのミサゴの採餌風景が双眼鏡で、より大きく確認出来たのは圧巻でした。



 ボラでしょうか、大きな魚です。



 雲仙普賢岳の頂上には雲がかかっていました。逆光で波が輝いています。



 長州港から長崎県の多比良港に向かうフェリーです。満潮時で沖合まで潮が引く広大な干潟が見られないのをみなさん悔やんでおられました。



 普段は木金土の午前中の開店なのですが、特別に「荒尾漁協直売店」を開けてもらいました。荒尾海苔などが飛ぶように売れました。



 来る28日(日)世界湿地の日記念イベント「ラムサールが結ぶ、荒尾干潟の海苔と蕪栗沼・周辺水田(宮城県)のお米」があります。お近くの方、遠いお方も是非ご参加下さい。

ズグロカモメの採餌風景

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 平成28年2月12日(金)

 荒尾港の湾内です。円内がズグロカモメ。お馴染みの絶滅危惧種。荒尾干潟には良くやっきています。  



 ヒラヒラ飛びながら餌を探しています。



 餌を獲る様子です。



 良く観察していると、一旦くわえた獲物をくちばしから放っています。



 ヤマトオサガニはほっと一安心の様子ですが・・・。  



 ズグロカモメはまた素早くくわえます。



 どうだい!と言わんばかりです。この動作を何回か繰り返していました。エサのヤマトオサガニを弱らせているのか、採餌を楽しんでいるのか定かではありません。



 最後には勝ち誇ったような表情で丸呑みをしていきました。



 港近くの大島川の脇に移設された恵比寿さんです。豊漁祈願の神様です。



 28日のイベントのご案内(再掲)です。

柳川雛祭り さげもんめぐり(一)・・・福岡県柳川市

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 平成28年2月15日(月)

 11日(木)から始まった表記の「柳川雛祭りさげもんめぐり」に行ってきました。お馴染みの「御花」の西洋館です。



 正門前のタクシーには「琴奨菊関優勝おめでとう」のステッカーが貼られています。ご当地、柳川市の出身で街は沸き返りました。3月にはどんこ舟でのオンパレードも計画されています。



 街は桃色に覆われています。



 江戸小径を歩きます。軽トラのおじさんが「こっちに行けば良か処があるばい。」と教えてくれました。



 ご覧のような「良か処」がありました。「すずめの時間」と言う名前も洒落ています。入口で「さげもん」が歓迎してくれます。 



 庭は正直言って荒れていました。時々シロハラが顔を見せていました。梅が満開です。 



 入ってすぐには柳川に縁のある書籍などが展示されています。



 主は「すみません、お雛様はまだ飾り付けの途中です。」と恐縮されていました。陽の当たる縁側で美味しいコーヒーをいただきました。



 こちらには書籍の他に各種の絵本展示即売されています。私は岩波文庫の「五足の靴」(五人づれ著)を買い求めました。五人の中の一人は言うまでもない北原白秋です。



 かわいいお人形さんに見送られて、次ぎの「良か処」に向かいます。次回もお楽しみ下さい。



 国指定庭園・県指定文化財建物の戸島(とじま)氏邸です。



 紅梅とべっぴんさんの人形が歓迎してくれました。



 玄関から中を覗きます。



 茶室など風情あるたたずまいです。



 あでやかな雛壇、さげもんが旧邸に良くマッチしていました。





 さすがに国指定の庭園、手入れが隅々まで行き届いていました。 

クロツラヘラサギのグルーミング(羽繕い)

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 平成28年2月18日(木)

 倒木の幹に乗っている2羽のクロツラヘラサギが頭を寄せ合っています。



 バランスを崩した1羽が大きな羽を広げて、おっとっと・・・の感じです。



 くちばしとくちばしを重ね合わせています。一見求愛行動のようにも見えますが、これはどうやらグルーミングと言う動作のようです。



 止まり木が滑るのか、なかなか立っているのがむずかしい2羽です。



 カタカタとくちばしが擦れ合う音が聞こえます。



 激しさが増します。



 「私も入れてよ。」と標識を付けた左の1羽がにじり寄ってきます。



 三つどもえのグルーミングです。



 「ちょっとタイム。」とは真ん中の鳥。



 「あんたは邪魔!」と標識くんが一喝。



 「ああ、疲れた!ひと休みしよう。」。大堤池(熊本県長洲町)での一幕でした。



この標識くんは山科鳥類研究所へ報告した結果「クロツラヘラサギ赤「S52」は2013年6月26日に油汚染で保護された幼鳥です。同年9月8日に韓国のSongdo(およそ北緯37度23分、東経126度41分で標識放鳥されました。」との返信が届きました。

柳川雛祭り さげもんめぐり(二)・・・福岡県柳川市

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 平成28年2月21日(日)

  柳川雛祭り さげもんめぐり後編です。昔乙女の皆さん方のおもてなし部隊です。美味しい漬け物をいただきました。「美味しか、かんも?」(美味しいですか?)の柳川弁は柔和で独特のニュアンスです。



 ここの雛壇もさげもんも華やかでした。



 いいキャッチフレーズのお店があります。



 水天宮のお堀にも琴奨菊優勝を祝う横断幕が飾ってありました。



 沖の端通りは祭日、しかも好天気で人がいっぱい!



 堀にはマガモが浮かんでいます。手前のは変わった色をしていました。



 どんこ舟。この若い船頭さんは客を伏せさせた後、棹で橋に飛び乗り、また舟に飛び乗るパフォーマンスを披露しました。



 こちらは年配の船頭さん。「我つひに還り来にけり倉下や揺るる水照の影はありつつ」と言う白秋の歌碑があります。



 客は頭を橋桁にぶつけないように寝そべり、船頭もかがんでいます。橋の上からは笑いがこぼれています。



 あちこち巡らされている堀からはのどかな船頭さんのガイドや歌の声が流れてきています。



 食事処にも琴奨菊優勝祝福の写真が飾ってありました。



 レストランのあるホテルにも垂れ幕が下がっています。



 この日は結婚式もひと組行われていました。 



 立花家資料館に入りました。展示物のほんの一例です。(撮影はフラッシュをたかなければ自由です。)

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